汚言症の動画を見て爆笑してしまった話③

雑記

昨日の続き。

さらに汚言症について知りたくなったのでYouTubeで検索した。
いくつか再生数の多い動画を視聴した。

みんな自分の症状について発信しているが、ここに至るまで壮絶な経験と思いをしてきたのは想像に難くない。
彼らの人生を考えると胸が苦しくなる。
人生がハードモードすぎる。
絶対にいじめられる。
症状がある限り、現在も心身の疲労が半端じゃないはずだ。

ただ、良い時代になったのではないかとも思う。
私たちはYouTubeなどを通して彼らについて知ることができる。

そして何よりも、

彼らが汚言症を武器にYouTubeやゲーム実況で活躍ができることだ。

プラットフォームを通してお金を稼ぐことができる。
本当にすごいことだと思う。

むしろこのような戦い方は平均的な人よりも優位とさえ感じる。
なぜなら人と違うほど勝てる時代がやってきているからだ。
人と違うほど、興味を持たれ、見られる。それが収益になる。

誤解を恐れずに言うが、

個性が魅力になる時代に、障害は武器になる。
人と違うと言われていじめられてきた人が勝つ時代なのだ。

現にゆうぽんはYouTube開始から1年でチャンネル登録者数5万人を突破している。
TikTokでも相当なフォロワー数らしい。
これはなかなかできることじゃない。
もちろん障害だけでなく彼自身のキャラクターや動画センスも大いに影響しているだろう。

YouTubeのコメント欄を見ると、温かい人が多いことがわかる。
もちろん心無いことを言う人も稀にいるかもしれないが、それは論外なので無視。
こういったSNSを通して障害者が社会とつながれることは、彼らにとって希望ではないだろうか。
小学生の時にいじめられ引きこもり、障害の特徴的に外に出られず働くこともできず、心身の疲労もあって大人になっても引きこもって生活せざるを得ない。
そんな彼らが、

社会とつながり、ファンに応援され、自分の力でお金を稼ぐことができる。

とても良い時代だと思うのは間違っているだろうか?

そして彼らが望んでいるのは、当たり前のように外に出られて、周りの人に奇異な目で見られず、堂々と歩ける生活だと思う。動画でそんな風に言ってる人もいた。
そして彼らの発信活動は、間違いなくその未来に種をまいている。

なぜなら彼らの動画を通して現に僕が変わったからだ。
街中で急に「死ね!」「殺すぞ!」「ブス!」とか卑猥な単語を発している人がいたら、
「あ、汚言症の人なのかな」って思うと思う。で、普通にスルーすると思う。
「何なんだあの人は?」とか「怖いなあ」とか「気持ち悪いなあ」とかは思わないと思う。
あとげらげら笑ったり馬鹿にしたりするようなこともないと思う。
「チンパンジー食堂」とかワードが面白かったら笑っちゃうかもしれないけど。

いやあ、いい勉強になったなあ。
YouTubeはこういうことがあるからやめられないんだよなあ。

P.S.
印象的なタイトルにしてすみませんでした。
不謹慎かもしれませんが、ちょっとインパクトあった方が読んでもらえると思って。
そして1人でも多くの人に、汚言症について知ってもらえたら彼らのためになると思ってそうしました。
どうか悪く思わないでください。
ちなみに今ゆうぽんの動画を見ても、あまりに大変そう過ぎて笑えません。

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